2025年10月26日
任期満了に伴う柏市長選挙が、2025年11月9日(日)に執行されます。告示日は11月2日(日)です。
立候補予定者説明会が8月28日にありましたが、説明会に出席したのは現職の太田市長以外の2陣営です。そのうち1陣営は立候補したい意向を示し、1陣営は「検討中」であると報道されています。
また、太田市長は9月2日の定例記者会見で、再選を目指して立候補することを表明しました。今回も無所属で立候補し、政党への推薦は求めないとのことです。
柏市長選挙に関して、現時点ではこれ以上の情報は得ていません。
立候補予定者説明会に参加していなくても立候補することは可能であり、告示日の夕方までは誰がどのような政策を掲げて立候補するかわかりません。現時点で支持する候補者が決まっていない限り、市民ネットワーク・かしわの態度表明を事前に会員の皆様にお伝えすることは難しく、今回の柏市長選挙では、特定の候補者への推薦、支持を表明いたしません。
会員や支持者の皆様には、これまで“市民ネットワーク・かしわ通信〇△□”や“林さえこの柏市議会Report”を通して、柏市政に関しての私たちの考えをお伝えしてきました。これらを参考に、各候補者の公約や姿勢を厳しく吟味し、皆様にとっての最善の選択をするよう、お願い申し上げます。
前回の柏市長選挙の際、市民ネットワーク・かしわは、4人の候補者の中から太田和美氏と政策協定を結び、支持を表明しました。当選の後押しをした責任があることから、太田市長の4年間の実績について検証し、“市民ネットワーク・かしわ通信〇△□NO.122”の一面の記事としていますので、ご参照ください。
太田市長は、4年前の選挙公約の多くを実現に結びつけました。これまで実施してきた重要政策の多くも支持できるものであり、一定の評価をしています。
しかし、子どもたちや保護者、地域住民の意見を聞く前に、柏第一小学校と旭東小学校と柏中学校の3校の統廃合を決定し、わざわざ超過大規模の義務教育学校をつくる計画については見直すべきです。また、この計画を正当化する “望ましい学校規模”という柏市独自基準が“柏市未来につなぐ魅力ある学校づくり基本方針”で定められました。これに対して、多くの市民から大規模校化への懸念や反対を示すパブリックコメントが数多く寄せられたにもかかわらず、見直しはされませんでした。
このような教育行政の問題には市長にも大きな責任があると考え、太田和美氏の支持を表明しない理由とします。
2025年10月6日
市民ネットワーク・かしわ代表
柏市議会議員 林 さえこ
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